ボディーバーニングジェルに含まれるグリチルリチン酸2Kはどんな成分?
今回は、こちらのページで紹介している「ボディーバーニングジェル」に配合されている「グリチルリチン酸2K」という成分について説明いたします。
ボディーバーニングジェルに含まれるグリチルリチン酸2Kはどんな成分?
ボディーバーニングジェルの販売ページでは「敏感肌さんに対応するための刺激を軽減してくれる成分」と書かれている「グリチルリチン酸2K」ですが、詳しく言うと甘草根エキスを主成分とするグリチルリチン酸の誘導体のことを指します。
薬用の植物として様々な国で利用されている「甘草」は、漢方の原料としても使われています。
実際、その効果効能の高さから「生薬の王」とも呼ばれ、日本国内で販売される漢方薬にもよく使われている成分です。
漢方で使われる場合、アレルギーや肝機能障害への効果を期待して利用されています。
その甘草という植物から抽出しているのが「グリチルリチン酸」で、甘草からエキスを抽出しているため「甘草エキス」と表記される場合もあります。
また、グリチルリチン酸2Kは、グリチルリチン酸ジカリウムと表記されることもあります。
用途はさまざまですが、主に配合されているのは、化粧品やコスメ、日焼け止め、シャンプー、鼻炎用の薬、目薬などがあげられます。
化粧品やスキンケア製品、マッサージクリームなどに利用される場合は、炎症を抑える作用や美白効果を期待して利用され、特に肌荒れやニキビなどには高い効果が期待できるとされています。
よく似た名前のグリチルレチン酸ステアリルについて
グリチルリチン酸によく似た名前の成分に「グリチルレチン酸ステアリル」というものがありますが、グリチルリチン酸2Kに比べ抗炎症作用が強いというのが特徴で、スキンケア製品のほか、マスクや顔拭きシートなどにも利用されています。
ライター Noriko:某化粧品メーカーで美容部員として勤務後、エステティシャンに転身。現在はその経験を活かしてライターとして記事執筆中。